日本に司法の独立はあるのかな?/酒井容疑者主演の裁判員広報映画、最高裁が使用自粛

 最高裁は7日、酒井法子容疑者が主演した裁判員制度広報用映画「審理」を使った広報活動を当面の間、自粛することを決めた。


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酒井容疑者主演の裁判員広報映画、最高裁が使用自粛(2009年8月7日19時22分)
http://www.asahi.com/national/update/0807/TKY200908070318.html

逮捕状が出たという今の時点で、司法の最高機関である最高裁が「自粛」って何なんだ?
逮捕状が出るというのは嫌疑の相当性を裁判官が認めたってだけであって、被疑者が有罪か否かはこれから審議することであって、その過程に一般人も参加するってのが裁判員制度なんだとしたら、そのお手本として、本件はかなり興味深い。この自粛の判断では、司法が、行政や「輿論」の影響をモロに受けているように私には見えるんだけど、これからの裁判員はこの例をお手本として良いのかな?
あまりに出来すぎているので、本件は裁判員制度についての理解を深めるための司法当局の自作自演と信じたい。
それにしても「酒井法子の件に関しては最高裁も『自粛』した」という事実は残る。

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