歴史の終焉、あるいは闘争の終焉

ossa2004-05-18

フクヤマは89年に「歴史の終わり?」を書きました。へーゲルにとって歴史とは、まさに闘争の歴史であり、冷戦体制の崩壊などによってアメリカ的な自由主義が勝利した今、歴史は終わったといえるのではないかという、タイムリーかつ予言的(事実、予言は的中)な論文でした。
from
浅田彰特別講演 『歴史の終焉?』 報告者 chiki
http://seijotcp.hp.infoseek.co.jp/text/rekisinosyuuen.htm

ヘーゲルは歴史とは闘争である、と説いた。
そんな時代もあった。(WAR IS OVER! -- IF YOU WANT IT*1.)
もう、国家レベルで武力での闘争の歴史は終わりにしたい。
それは、歴史の終焉ではなく、
新しいステージの始まり、
今までとは異なったルールが支配する
ゲームの新しいステージの始まり
と、理解したい。
(by CivIII中毒)
武器製造業者たちの再就職先を考えねばならん。
(いや、マジで。)

*1:浅田:今日はあえて「WAR IS OVER! ─ IF YOU WANT IT」っていうオノ・ヨーコジョン・レノンの古典的反戦アートのTシャツを着てるんだけどさ。→増殖する原理主義的な人々: http://dw.diamond.ne.jp/yukoku_hodan/200405/index.html