「数学的思考の本質」、対する日本。

「風土的なものもあるかもしれませんが、『自然』という抽象言語を持たなかった日本人は、究極を追究しなかった。和算はあったが、結局『芸』の域を出ず、それが世界を問う手段にならなかった。日本人のモラルは、福田恆存が指摘しているとおり美学によっていたと思います。突きつめて考えるのは粋ではなかった」

著者、河田直樹さんへのインタビュー*1から。
これも同意。こっちも思案中。