マイクロドライブ*3を掌で弄びつつ「なんかおもしれーことできねーかなー」と考える。
産業界においてアップル社の立場を不動にしたのがDisk IIという名称のフロッピーディスクドライブである。Apple II をはじめ、それまでボードコンピュータの記憶装置としてポピュラーに使われていたのはカセットテープレコーダーであった。当時フロッピーディスクドライブそのものは存在していたが、形状も価格も個人利用の対象ではなかった。
ウォズニアックはこのドライブの内部を検証し、回路部品の数をちょっとした工夫とアイデアで大きく減らすことができることを発見したのである。
そして1978年にわずか495ドルという低価格で発売されたDisk II は、Apple II の応用範囲を瞬く間に広げた。
from マッキントッシュ伝説1 マッキントッシュ誕生の真実/第一章 パーソナルコンピュータの黎明(3)*1
Woz*2は手に入るハードウェアをうまく使って面白いもの、役に立つものを作るのがうまかった。iPodはハードディスクという「部品からの発想」だったと思う。その点でiPodはDisk IIに似ている。
→http://gallery.ipodlounge.com/ipod/thumbnails.php?album=4&page=1 (via http://ginza.exblog.jp/)
米国では、「地上波ラジオ局(日本で言うとFMやAMラジオ)の視聴率ダウン」と大量の楽曲をつめこめるiPodなど「HDD搭載型携帯音楽プレイヤーの普及」の関連性が高いと考えられている。
from 銀座でGo Get it!*3 (2004-07-24)
技術が世の中を変えていく。いいんじゃん?
「お風呂でiPod」の次は、iPod用の防水ハウジングはどうだ?
iPodをシュノーケリングやダイビングにも連れて行くのは楽しそうだ。